早朝の銭湯利用で二日酔いの身も心も洗い流す

普段あまりお酒は飲まないので、宴会があったときは加減がわからないため、時には悪い酔い方をしてしまいます。
さすがに歳を重ねると、ほどほどの酔い加減でストップするタイミングを覚え、あまり無茶な飲み方はしなくなりました。それでも、年に一度か二度くらいは次の日の朝にも残ってしまい、喉が渇いて頭がふらふらする状態になってしまいます。金曜に飲んで、翌日は休みというのならいいのですが、仕事上、飲んでも翌日勤務というケースが多いので、二日酔いで迎える朝は最悪の気分になってしまいます。
味噌汁を飲むとか、胃腸薬を服用するとか、サプリメントなどを上手に摂取するなど、アルコールを素早く分解する方法もいろいろ試みました。いずれもある程度は効果がありますが、結局長年の経験の中で精神的なリフレッシュに効果があると思えたのは「銭湯」です。

 

今の時代、どこの地域にも近隣に銭湯があるわけではありませんが、私の住むエリアはいわゆる下町で、小学校区の中だけでも3軒の銭湯がまだ現役で営業しています。ちょっと郊外にいくと、いわゆるスーパー銭湯もありますが、昔ながらの銭湯は、徒歩圏内の近所のお年寄りが主要なお客さんなので、朝6時から営業しているお店もあります。二日酔いで苦しい日は、そのまま会社に行けるように出勤カバンと着替えをすべて持って、銭湯に寄っていきます。

 

銭湯が二日酔いに効くのかどうか、医学的なことはわかりません。しかし、朝起きて、自分のアルコール臭が自分でも嫌になり、しかも部屋の中も臭いが充満している、というのは誰でも経験があるでしょう。それで少しでも早く家を出てしまいたくなり、出勤途中に銭湯が開いていることを発見して寄ってみたのが始まりでした。

 

広いお風呂場で、思い切り贅沢に身体を洗い、シャンプーをして、熱い湯船につかることの快感。このリラックスタイムが、まず精神的に二日酔いの脳みそを癒してくれます。
だいたい朝の時間は、どういうわけかいつも近隣のお年寄りの方々がお風呂に入りに来ています。彼らと他愛のない話をするのも癒されます。いつも会社の仕事に集中している間は、脳みそはつねに緊張を強いられますが、銭湯ではその緊張感がいったんリセットされるのかもしれません。

 

大切な儀式は、お風呂上りにもあります。昔ながらの銭湯には「フルーツ牛乳」が今も売られています。これが、アルコールの利尿効果で水分が失われている身体によく聞きます。私は二日酔いの日は2本飲みます。

 

シャワーを浴びるだけなら自宅でもできるのですが、銭湯で朝風呂につかり、他愛のない会話を楽しみ、最後のシメにフルーツ牛乳を飲む。これは男女や年齢層にかかわらず、誰にでもおすすめできるものです。